私たちの生活の中でいろんなものに使用されている電池。
どなたにも身近な存在の電池ですが、用途に応じて形も違えば種類やサイズは把握できないほどです。
小さい物であれば3ミリ程度の極小電池から、大きいもので言えば自動車のリチウムイオンバッテリーまで様々な電池が存在します。
ここではその中でも身近な乾電池、そしてエネループなどの充電池について正しい知識で使う事でエコに繋がります。
徹底解説していきますね。
乾電池
一番身近な電池といえば、テレビのリモコン等に使われる円形型電池でないでしょうか。
アルカリ電池とマンガン電池の2種類がある事は皆さんもよく知っている事ですね。
単純にマンガン電池よりアルカリ電池の方が長持ちするんだよって認識の方も多いのではないでしょうか?
二つの電池の大きな違いは材料の「分量」と「仕組み」、そして乾電池のプラス・マイナス極を浸すために使う液体である「電解液」になります。
といっても具体的に何が違うんでしょうか?
マンガン電池の特徴
パワーはアルカリ電池に劣りますが、休み休み使う事で電圧が回復するという特徴があります。
小さな電流で動くものや、休み休み使う機器に向いています。

例.壁掛け時計や置時計。リモコンのスイッチ(エアコンやテレビ等)キッチンタイマー等も向いていると言えるでしょう。
このようにマンガン電池はご存知のようにアルカリ電池に比べ価格が安価な事から向き不向きを理解する事で、より経済的に活用していけるでしょう!
今ではマンガン電池は黒ラベルの1種類しか見なくなりましたが、実は一昔前は赤ラベルのマンガン電池も存在していたのはご存知でしょうか?
アルカリ電池の特徴
パワフルで長持ち大きな電流を必要とするものに向いています。
アルカリ乾電池は使う度に電圧が下がる特性も持っています。

デジタルカメラやシェーバーまたラジコン等が向いていると言えるでしょう。
充電池
充電池ご存知でしょうか?
使いきりの乾電池と違い何度も使える充電池。
とてもエコなイメージですが本当のところはどうなんでしょうか?
充電池の特徴
充電池は繰り返し使える事は勿論のこと。
自然放電の抑制性能に非常に優れています。
アルカリ乾電池やマンガン乾電池には、パッケージに期限が設けられています。
基本的には期限内であれば、問題なく使えると思いますが自然放電し10年も経てばどうでしょうか?
この点充電池は、一度充電して1年経っても85?90%以上、10年後でも約70%の残容量を保持するといいます。
凄いですね‼
せっかく購入した電池。
なかなか使う機会がなく、いざ使用したらすぐに電池切れなんて事あったら嫌ですよね。
初期費用
ニッケル水素電池、そして専用のチャージャーを購入する必要があります。
電池に初期費用がかかるという事が慣れない方も多いかと思います。
ですが一生使っていくと考えたら、繰り返し使うのであれば遥かに経済的な事は言うまでもありませんね。
絶対にNGな電池の使い方
エコな電池の使い方
アルカリ電池とマンガン電池、価格も違えば適応的所ってのが電池にもあるんですね。
お互いに向き、不向きがあるんです。
初期費用こそかかりますが何かと使用してる乾電池、充電池に変える事で節約にも繋がりますね!
貴方の生活に、正しい知識で、エコな電池の使い方をしていきましょう!