夏は過ぎ山の木々たちが赤く染まり出しました。
秋だ!紅葉だ!と思っていたら暦の上ではもう冬の始まりを迎えています。
そう、立冬です。
季節が関係する言葉で思い浮かぶのは、春分とか冬至とかいろいろな表現がありますね。
さて、それぞれどのような意味を持っているのでしょうか?
早速解説していきます。
二十四節季について
まず立冬という言葉を説明するにあたり、二十四節季(にじゅうしせっき)について説明しておきます。
二十四節季とは、何やら小難しい方法によって季節を24等分し、それぞれに名称を与えたものです。
お気づきかと思いますが、立冬もその内の一つとなります。
季節とのズレを調整するための指標として使われますが、正直大半は聞いたことすらありません。
有名かつ重要なところで、夏至(げし)・冬至(とうじ)・春分(しゅんぶん)・秋分(しゅうぶん)。
夏至・冬至の二至と春分・秋分の二分をあわせて二至二分(にしにぶん)といいます。
それから、立春(りっしゅん)・立夏(りっか)・立秋(りっしゅう)・立冬(りっとう)。
これら四つをあわせて四立(しりゅう)といいます。
また、二至二分と四立をあわせて八節(はっせつ)といいます。
春夏秋冬と並べられる通り、1年の最初は春から始まります。
二十四節季の第1は「立春」。
そこから第4の「春分」、第7の「立夏」、第10の「夏至」、第13の「立秋」、第16の「秋分」、第19の「立冬」、第22の「冬至」。
立春~立夏前日までを「春」、立夏~立秋前日までを「夏」、
立秋~立冬前日までを「秋」、立冬~立春前日までを「冬」。
春分・夏至・秋分・冬至はそれぞれのちょうど中間のような意味を指す。
ということです。
立冬とは
さて前置きが長くなりましたが、立冬(りっとう)について解説していきます。
とはいうものの、二十四節季の説明にほとんど記載してしまいました。。。
上記のとおり立冬とは、冬が立つと書いて一言で言えば暦の上で冬が始まる日です。
立春・立夏・立秋も同様に、「立」と書いて季節の始まりを指すようですね。
立冬は毎年大体11月7日か11月8日となります。
冒頭にも書いたように、実際はまだ紅葉シーズン真っ盛りといった頃合いなので冬という実感は薄いですけどね。
ということで、本日は立冬について、でした!
冬のスタートということはこれからどんどん肌寒くなってくるということです。
くれぐれも風邪には気を付けて、暖かくして寝てくださいね^^