芸能人の不祥事で視聴率が下がったり・・・なんてニュースを見ててふと思ったのですが、何かと話題になる視聴率ってテレビ大好きな人からすれば身近な存在ですよね。
でも誰がどのように調べているのでしょうか?
考えてみればなぜか私が夢中になるドラマはいつも視聴率が低かったりするのです。
そんな経験あなたにもありませんか?
そもそも視聴率とは?
その地区のテレビを所有世帯のうち何パーセントの人が視聴したか。
極端な話A地区では1000人のテレビ所有世帯が存在していて、全世帯が同じ番組を見ていれば視聴率100%になるわけです。
そう考えると20%って凄い数字だと思いませんか?
直近だと2020年1月2日の箱根駅伝往路は27.5%でした。
ラグビーW杯日本VSスコットランドでは39.2%!!
このようにテレビ番組に人気を表すものなんですね。
どうやって計測してるのか?
購入したテレビに装置がついている?
まさか監視されているのか?
と少し不安になりましたが、主にビデオリサーチという株式会社の調査です。
具体的には全国で27の地域に分け、そこからランダムにモニターを選びます。
モニターに選ばれた世帯のテレビに計測器をつけ、そこから情報を拾い上げ集計しているんですね。
つまりモニターでない貴方も私もどれだけテレビを見ても視聴率に一切影響しないという事ですね。
あのドラマ視聴率いいよね!毎回僕も見ているもん!なんてセリフそもそも影響すらしてなかったと思うと少し寂しいですが。笑
モニター数は?
これは各地域によって異なります。
例えば首都東京がある関東地区ではモニター数は900世帯です。
因みに関東地区世帯数1800万超世帯です。2017年10月時点。
現在では27の地域トータルで7100世帯を対象に調査を実施しています。
これ聞いて思わずサンプル少なっと思うのは普通の感覚ですよね。
過去に出会った事ないはずだし、選ばれた事もないと納得しました。
またモニターに選ばれた方は守秘義務といいますか、公言してはならないと決められているので、たまたま友人がモニターだとしても知る由もないですね。
でも信用できるの?
いや、思いますよね!!
真っ先に僕は思いました!
だから僕の夢中になったドラマは・・・低視聴率なのか!
否!!
頭のいい人は凄いのです。
実はこれ統計学に基づいて弾き出した数字なんですね。
つまり日本国内5000万世帯超な訳ですが7100世帯のモニター数で多少の誤差はあれど、十分信用に値すると捉えられてるんですね。
今後世帯数は2025年から減少していくと推測されているので、モニター数も減っていくと考えられます。
ますます選ばれる確率が・・・。
一応協力という名目で謝礼金も支払われるので一度はなってみたいものです。
必要性
そもそもテレビってどこで利益を出すかというところで、広告収入でメインとなる利益を出してるんですね。
つまりはテレビCMです。
なのでテレビ局としては人気の女優であったり演技派の俳優そしてヒットドラマを生み出し、その間のテレビCM枠をスポンサー企業に買ってもらい利益を出しているんです。
スポンサー企業としても多くの人に見てもらえる方が当然利益が見込めますから、テレビ局は視聴率あげたいですし企業は視聴率ってデータから様々なことを判断するんでしょうね。