2014年も始まったばかりですが、早々に大きな発見が取り上げられましたね。
そう、今話題のSTAP細胞です。
科学という少しばかり一般人には理解し難いジャンルですが、なんでも驚くべき発見とのことで少し気になってしまいました。
STAP細胞(すたっぷさいぼう)
刺激惹起性多能性獲得細胞(しげきじゃっきせいたのうせいかくとくさいぼう)
:英(Stimulus Triggered Acquisition of Pluripotency cells)
漢字も英語も非常に難しく、とりあげられるニュースもその道の人以外にはなかなか理解しづらい分野でもありますが・・・
要するに「細胞に刺激を与えたらどんな細胞にもなれる万能な細胞になりました」ということです。
理化学研究所(通称:理研) 発生・再生科学総合研究センターのチームが作製しました。
最近ニュースでよく見かける割烹着姿がかわいらしい小保方晴子博士は、そのチームのリーダーです。
なんだ、誰でも発見出来そうじゃないか?と思うかもしれませんが、こんないたって単純な発見だからこそ騒がれているのです。
実際に、以前ネイチャーという科学誌に「過去何百年の生物学の歴史を愚弄している」と掲載を拒否されたといいます。
なぜそこまで言われてしまったのかということを考える前に、以前ノーベル賞を受賞したiPS細胞の作られ方を簡単に解説します。
iPS細胞は、体細胞へいくつかの遺伝子を導入することによって生成されます。
(難しいので、こんな説明でお許しください。(笑))
つい最近ノーベル賞を受賞したiPS細胞が遺伝子の導入によってというなんだか難しそうな作成法なのに対して、STAP細胞は酸性の液体に浸し刺激を与えるという驚くほど簡易的な方法なのです。
そんな、今までの常識を覆すほどの大発見ということですね。
「寝ぼけてんじゃねえ!」と言われるのも無理はないかもしれません。
今後の展開
不自由な体の部位が動くようになるのではないかという医学的な期待と、女性には嬉しい「若返り」なんてものも期待されているといいます。
実際に若返りが可能となった場合、男性には注意が必要になりますね。
好きになった美しい女性が、実は自分の母親と同年齢でした!なんてことも・・・。(笑)